□開催日：2020年10月29日　
□主催：なでしこ原っぱチーム
□会場：市島有機生産出荷組合

10月下旬　市島有機農業研究会の橋本慎司さんの畑を見学してきました。　大きな畑がひろがっている風景を想像していたのですが、以外にも小さな畑。市島のあちこちに小さな畑が点在しており、その数１０カ所ほどということでした。全てを見学することは時間的に無理で、畑２か所と鶏舎を見せていただきました。１つ目の畑はピーマンが鈴なりで、その葉っぱに隠れるように数匹のアマガエルが・・・きっと心地よいのでしょう。同じ畑には玉ねぎ・キャベツ・ブロッコリーが成育中でもうすぐ出荷。楽しみです。二つ目の畑はツルムラサキが元気に茂っていました。サツマイモは獣害に遭い、食べつくされたそうです。その隣には鶏舎があり、雌鶏たちが元気に走り回っていました。鶏舎の中は、嫌なにおいは無く、餌である草のほのかな匂い。足元は、その草と鶏糞が混ざって堆肥のようになり、ふかふかでした。鶏の餌は、その他、自家配合の雑穀に氷上のヨーグルトなど。（この卵は自然派で取り扱われていません）
お昼のお弁当を広げながらのよもやま話は尽きず、あっという間に帰りの電車の時間が来てしまいました。いかに効率よく味の良い有機農産物を作るか、日々努力・研究されている様子がよく分かりました。また、福島原発事故に起因する放射能汚染土の再利用や汚染堆肥によって、全国に放射能汚染がひろがることが懸念されますが、これについて有機農業者が関心を示し、理解を深めることは容易ではないことも分かりました。次回は、「有機の里野菜セット」の他の生産者ともお会いしてゆっくり話をしましょう！ということで市島を後にしました。