組合員活動報告

私たちは3.11前夜をいきている パート1「こわ~い原発の話」

2020.11.11

□開催日:2020年11月11日
□主催:なでしこ原っぱチーム
□会場:オンライン(zoom)

「危険すぎる老朽原発」と題しての講演は、核反応は通常の化学反応と違って100万倍のエネルギーで簡単に制御できず、原発は広島原爆の1300倍の放射性物質(死の灰)を放出する。広域に及ぶ拡散、その被害は長期に及ぶ(数十年~数十万年)。放射性廃棄物は行き場もなく莫大に貯まる一方で、使用済み燃料は既に保存場所の77%を占めている。と原発はなぜ危険なのか?の基本にはじまり、設置当時、20年使用の予定が、40年を超えて使用が認められた老朽化原発の危険性を起こっている事故(金属疲労・腐食・破断など)から具体的に指摘されました。
素人が考えても、本当に大丈夫?と思う怖い現実にびっくりしました。その危険な老朽化原発(高浜1.2美浜3号機)再稼働が、地元自治体で議会決議されようとしています。若狭の原発銀座から、神戸まで100㌔ちょっと。原発事故が起これば、琵琶湖(1450万人の飲料水)が汚染の危険性にさらされるのは不可避です。フクシマから10年を迎えようとしている今、私たちこそ、3.11前を日々過ごしているのです。原発がなくても電気は足りています。電気消費地の私たちこそ声を上げ続け、老朽原発廃炉・原発全敗へ前進しましょう。と結ばれました。