組合員活動報告

鳴門魚類さんと魚の話をしよう!

2025.2.14

□開催日:2025.2.14(金)
□主催:商品委員会
□会場:つどうスペース めぐる

鳴門魚類さんの製品づくりや、魚を取り巻く環境への思いやこだわりを知り、また交流することで自然派で扱う製品をより身近に感じ、その良さについて理解を深めることを目的に学習会+試食をしました。参加者は試食しながら商品紹介を聞くことができ、鰆の西京漬けは大量生産ではなく、ひと切れずつ塗って寝かせているので、週に2回のペースでしか作れない程、時間と手間がかかっています。お砂糖も不使用で、みりんやお味噌の米由来の甘みのみで味わい豊か。調味液にじゃぶんと漬けてお味噌後乗せのような市販品とはいかに違うかを学び、やっぱり本物の西京漬けは美味しいと実感!!鮭は北海道雄武漁業協同組合の漁師さんと鳴門魚類の長年の信頼関係によって私達の食卓に届いている。自然派には雄武の鮭のみを出しているそう。雄武漁業の話は非常に興味深い。雄武町は自活できる理由から市町村合併をしない方針にあり町民と行政の協働事業がなされている。雄武では鮭の稚魚放流を行っており、稚魚が育ちやすい浅瀬の川の環境になるよう人工的な工夫がなされている。また自然環境に対して植樹活動を行っていたり、人の循環を意識し漁師の子供は漁船に乗ることができ漁師の仕事を間近で見て学びます。事務所には「10年後は10年前から」と未来を見据えた言葉が掲げられている。鳴門魚類の山本さんは漁師さんの話や海の環境、参加者からもたくさん質問があり、それに熱心に答えてくださるので皆聞き入っていました。参加者との距離が近くてとても親しみやすく、まさにタイトル通り魚の話について積極的に皆が参加できました。