ゆうやけこやけ米　夏の生き物調査inたつの

□開催日：2024.7.15（月）
□主催：ビジョン食と農
□会場：浦部公民館と圃場

たつの市の田んぼで夏の生き物調査を行いました。この田んぼは揖龍地域稲作経営研究会がゆうやけこやけ米を作っている田んぼです。この時期は稲とともに草も成長するため草引きを行っていましたが、去年に続きスクミリンゴガイ（ジャンボタニシ）が草を食べたため、草がほんの一部しか生えていませんでした。稲が５０ｃｍほどまで成長した現在、スクミリンゴガイが稲を食べることがなくなるため捕獲を行いました。子どもたちは網を持って、飛び回る虫や水中を走り回るクモやカエルを一生懸命に追いかけました。生き物の捕獲時間は15分ほどですが、去年の二倍近い36種の生き物を捕まえることができました。地域の自然を未来につなぐ会の説明によると、バッタなどの草食の虫のほかにクモなど肉食虫の種類も豊富で、これは水中の小さな虫たちが多いということだそうです。
交流の時間では、日の出とともに始まる農家さんの一日、作業が止まらないように健康に気をつけているなどの話や、任される田んぼも多くなる中、新しい稲作の方法を考えたり、技術を絶やさず次世代に伝えたい、という生産者さんのお話を聞くことができました。生産者さんは本当に手間をかけてお米を作ってくださっていることがわかりました。
会長の前田さんが「地域の米農家を応援してね！」とおっしゃっていました。報告者：田中