組合員活動報告
暮らしを脅かす化学物質PFAS
2024.7.4
□開催日:2024.7.4(木)
□主催:Bブロック
□会場:ウィズあかし 学習室703
講師に丸尾まき県会議員をお招きしPFASの学習会を開きました。会場とズーム合わせて50名近くの参加申し込みがあり組合員の関心の高さを感じました。
PFASとは?という基本に始まり、PFASが使用されている身近な製品や、その健康影響、飲料水や摂取量に係る世界の基準値と説明が続きます。私たち自然派兵庫の地域では、明石川流域の汚染が深刻です。水道水の汚染だけでなく、川の汚染→海の汚染→海産物の汚染、地下水の汚染→土壌汚染→農産物の汚染などが危惧されます。浄水器を使う、フッ素樹脂加工の鍋類や「フルオロ」表示の化粧品、防水スプレー、防汚処理された家具・カーペットを避けるなどしてまずはPFASから身を守りましょう。会場から「ペットボトルの水は大丈夫か?」という質問が出ましたが、メーカーに直接聞くのが一番ということでした。疑問に思ったことや要望はメーカーに伝えるのが良いですね。消費者の動向・ニーズに敏感なメーカーは問題点を改善します。あのマクドナルドでさえ2025年までにPFASを全廃するそうです。消費者としてメーカーを動かし、市民として行政を動かす。これ以上汚染を広げないように、「公害」にならないようにできることをやりましょう。報告者:矢野・玉川・宮本
*7月7日の朝日新聞に神戸の会社のミネラルウォーターから高濃度のPFASが検出された記事が出ました。会社名などは公表されていません。