組合員活動報告

菜の花おしゃべり会 ~こどものおやつは大丈夫?~

2024.4.22

□開催日:2024.4.22(月)
□主催:ビジョン食と農
□会場:東灘区文化センター

日々の買い物で、皆さんは表示の何を見て選びますか?原材料、食品添加物、産地、遺伝子組み換えなど、さまざまな視点で選択しているのではないでしょうか。選ぶ基準の一つになればと遺伝子操作問題のエキスパート、松尾由美さんを講師に学習会を開催しました。日本は曲がりなりにも表示があり、選択することができますが2023年4月から遺伝子組み換え原料が0%でないと「遺伝子組み換えではない」と表示ができなくなりました。また、新しい遺伝子組み換えと言われるゲノム編集食品(魚やトマト)は表示が不要(任意)のため、避けることが困難に。自ら食を選ぶことのできない子どもたちを守るには、食品の背景を学ぶっきゃない!と、農家やママの参加が多数ありました。食の安全を守るには、1日3回の私たちの選択が大きな鍵。企業は売れない商品は作りません。持続可能な農業を行う農家を支え、生活者にやさしい表示を求め、オーガニックを推進するために無償のオーガニック給食を自治体に求めていきましょう!最後に松尾さんは「大切なのは、食べ物に感謝して楽しく食べること」と締めくくりました。学習会の後は組合員のカンパで購入した検査キットを使い、ナタネの自生調査を行いました。持ち寄った3検体はすべて遺伝子組み換えではなくホッとしました。報告者:塩見