組合員活動報告

有機の里市島へ、生産者訪問しよう③

2024.3.17

□開催日:2024.3.17(日)
□主催:ビジョン食と農・西日本アグロエコロジー協会共催
□会場:井上さんの圃場

「有機の里野菜セット」は兵庫県丹波市で3名の生産者がつくっています。2023年度3回シリーズで生産者を訪問。3回目は農家25年目の井上さんの圃場を訪問し、大根・にんじん・九条ネギを収穫しました。井上さんは年間60種の野菜を栽培しています。
空気や環境をつくる農業に魅力を感じ、橋本さんの1番弟子になりました。有機農業が「有機野菜」をつくるだけでなく、古き良き時代の産消提携を大切にした顔の見える関係の有機農業を残していきたいと熱く語ります。師匠の橋本さんは「農業と戦争」をテーマに白熱トーク!農薬・化学肥料は戦争の副産物として生まれ、ほとんどの国で禁止や規制がされているにもかかわらず日本は使用を推進しています。また、人類は自然界と戦争をし続けています。自然界に農薬をまき散らして虫たちを殺し、運動場に除草剤をまいて1本たりとも草を許さない。家の中まで殺虫剤をまいて、空気、土壌を汚染しています。自然界と戦争をやめ、共存していくのがアグロエコロジー。環境、土、水を汚せばまわりまわって自分に返ってきます。「身土不二」を知り、産消提携の行く先には汚染のない未来があると感じる時間でした。