組合員活動報告

総代のつどい自然派Styleパーティー!のだみそ!

2024.2.13

□開催日:2024.2.13(火)
□主催:理事会
□会場:神戸市中央区文化センター1001・オンライン併用(ウェビナー)

総代のつどい第二弾は、愛知県にある「のだみそ」さんから、みその豆知識や蔵で育つ“みそ”と“人”について熱く語っていただきました。愛知県の6割の学校給食や東日本の大学生協で、のだみそのみそは利用され、自然派では昨年“自然派Styleまめみそ”が登場しました。大豆は産地の半数以上を契約農家に限定した、愛知県産フクユタカを100%使用しています。
豆みそは、大豆を蒸したものにこうじ菌をまとわせ1年半から2年みそ蔵で育ちます。通常のみそより2、3%塩分が低く、豆を蒸すことで栄養を逃さず、栄養価が高いみそに仕上がります。現在日本のみそ桶はほとんどがステンレス製ですが、のだみそは300本の木桶が並ぶ、日本一木桶が多い蔵です。蔵見学では食育や戦争のこと、特に子どもたちに一緒に食べるこ
との大切さを伝えるそうです。かつてのだみその蔵では、旧第三岡崎海軍航空隊15歳ほどの子どもたちが特攻隊の訓練を行う場所として使われていました。戦争は過去のこと、ウクライナ問題などメディアで見る遠い国のことと思いがちですが、今だから平和のありがたさを伝えたいと中川さんは話されました。
仕込んでから540日間、オルゴールとみそ蔵に訪れる人々の声を聞きながらみそは育ちます。総代や参加者からは、まめみそがおいしくて参加しました、戦争のことを食と結びつけたお話しに視野が広がり、家庭から平和を作っていきたいなど、様々な意見が上がり、平和を考えられる組合員として育つことができた時間となりました。