組合員活動報告

総代のつどい平和がいいね♪自然派styleパーティ

2024.2.2

□開催日:2024.2.2(金)
□主催:理事会
□会場:アスピア明石北館「ウィズあかし」704B・オンライン併用(ウェビナー)

今年の総代のつどいは第一弾、二弾(2/13のだみそ)どちらも参加可能とし、オンライン併用で開催しました。第一弾はウィズ明石にて、水俣病事件のお話しと、エコネットみなまたができた経緯をお聞きしました。被害者の方々を長年支援されている永野さんのお話しは、新聞やニュースでは知ることのできない内容ばかりで、この国の被害者が声をあげないと助けてくれない現状を知りました。教科書では知る由もない事実に参加者は大きな衝撃を受け、涙ぐむ人もいました。1956年
公式に汚染確認されたにもかかわらず、対策も取らず水俣病と公害認定される1968年までの12年もの間、チッソはメチル水銀排水を流し続けました。原発事故から14年、未だに対策されないどころか、無かったことのようにされている放射能
汚染や汚染水の問題、身近な公害にまで思いをめぐらせることで、水俣病事件を自分事としてとらえる事が出来ました。そして誰かの犠牲で成り立っている豊さは、本当の豊かさではないと気づかされました。私たちに出来る事、それは、関心をもつこと、情報を集め、考え、声をあげる事、そして、寄り添うことの大切を教えていただきました。
エコネットみなまたは、自分たちが使うものや食べるものは、環境を第一に考えようという理念から、水俣病患者、チッソ労働者、水俣市民が出資して立ち上げました。そして現在は障害を持った人、ひきこもりやシングルマザー、社会的に弱者とされている人たち、生きづらさを感じている人たち、みんなが働ける場所としています。無農薬の甘夏とグレープフ
ルーツや石けん、甘夏かりんとうなどの製造販売を通して、環境を守り、子や孫たちが未来につながるくらし方を提案しています。最後に水俣の甘夏をもって記念撮影♪笑顔でお開きとなりました。