ゆうやけこやけ米をみんなで食べよう！かまどごはんに挑戦！

□開催日：2023.10.14（土）
□主催：浦部公民館と圃場
□会場：ビジョン食と農

秋の田んぼは生き物調査と稲刈りとかまどでの炊飯の三本立てで、それぞれ同時進行で行いました。こどもたちは薪割りやかまどの火吹き、生き物調査を体験することができました。薪割りは細い薪を途中までなたでかませ、専用の木でなたの背を叩いて割るので小さな子どもでもできました。鎌による稲刈りは大人も子どもも夢中になりました。
コンバインが入ると、圧倒的なスピードで稲刈りが進み、機械のありがたさも実感しました。生き物調査では31種類の生き物が見つかり、一番数多く収集したエンマコウロギのきれいな鳴き声を聞きながらの報告会になりました。二番目に数が多かった外来種のアカハネオンブバッタは21匹で、固有種のオンブバッタが１匹という逆転現象がありました。
報告会の中で生産者さんがカメムシの飛来の周期に合わせて田んぼの作業を行っていることや、ジャンボタニシに草を食べてもらって助かった一方で、仕掛けによる駆除を行った話しも聞かせていただきました。かまどでの炊飯はかまど隊の方のおかげでスムーズに進行しました。ごはんが炊ける香ばしいにおいをかいだりして、子どもたちは早く食べたそうにしていました。釜のふたを開けた瞬間は輝くごはんに感動し、大人も子どももおかわりをしていつも以上に食べていました。大切に育ててくださった話しを聞きながらのごはんがとてもありがたく感じました。

報告者：田中