超希少な無農薬の黒ゴマを収穫しましょう！in丹波

□開催日：2023.9.2（土）
□主催：ビジョン食と農　
□会場：西野々公民館

無農薬栽培にこだわっている丹波の黒ゴマ生産者を訪問し、ゴマの収穫と収穫したゴマの茎を藁でくくって干す作業を体験させて頂きました。参加者はゴマの花はもちろん、鞘に実っている状態を見るのも初めての方ばかり。一粒のゴマの種からこんなに沢山のゴマの実ができる事に驚きを隠せません。収穫は刈込みばさみを使って根元を切り、葉っぱを落として茎を収穫袋に入れていきます。子どもたちも夢中で刈込み、予定していた畝全て収穫することができました。ゴマは熟すとちょっとした風でもパラパラ落ちてしまうので収穫は早めにします。その後、公民館では生産者から栽培方法や手播きにこだわっているお話しを聞き、和田萬の松岡さんからは国産黒ゴマは栽培者数や収穫量が年々減少し、1％に満たず超貴重なこと、丹波の黒豆同様に丹波の黒ゴマとしてブランディングしている事や、等級をつける苦労話し、さらには生命力が強くカルシウムなど栄養価が高いゴマは、消化のしにくいセルロースに覆われいるので、炒りゴマやすりゴマにした方が良い事も教わりました。
試食メニューはご飯に炒った丹波の黒ゴマをすり鉢ですったゴマ塩をかけ、にんじんと長いものナムル、ゴマや切り干し大根、干しエビわかめを入れた味噌玉で作った味噌汁を頂きました。外で作業した後の試食だったのであっという間に完食。生産者が丹精込めて作った、黒ゴマをその場で炒って、すりゴマにしたゴマ塩は正に顔の見える関係。子どもたちの食べる笑顔が嬉しいと喜んでくれる生産組合のみなさんの笑顔と笑いの絶えない交流会となりました。

報告者：石井