ゆうやけこやけ米生き物調査＆草引き

□開催日：2023.7.17（月）
□主催：ビジョン食と農　
□会場：浦部公民館と圃場

今年一番の暑さと言われる中、無事にイベントを開催することができました。たつの市揖龍地区稲作研究会は15 人の生産者が集まった組合で、発足して20年経ちます。自然派とのつきあいは8 年目です。無農薬栽培、保田ボカシの農法で稲作をしています。今年の圃場は、雨が多かった事と大きく育った苗を植えたため、スクミリンゴカイ（ジャンボタニシ）が草だけを食べたので、雑草が全くない美しい圃場でした。草引きの必要がないため、急遽内容を変更し、生き物調査とスクミリンゴガイの駆除を行いました。グループに分かれて、トレイに回収し全部で689 匹回収しました。外来種なので、生物学的にも在来種にとっても害虫ですが、水の高さを調整しながら草だけを食べてもらうジャンボタニシを活用した農法があることについても知る機会にもなりました。
また、生き物調査では種類は昨年より減りましたが、中干し初めの時期だったので水中昆虫たくさん見られ、多様性が広がりました。講師の片岡さんからは、生態系ピラミッドの説明があり、たくさん見つかった生き物がどこに分類するのか教えてくださいました。子どもたちは昆虫のアップの映像を興味深く観察していました。また、生産者からも今年の圃場の様子をお聞きして交流を深めました。

報告：石井