組合員活動報告

東電原発事故から12年!保養を知っていますか?ドキュメンタリー「かくれキニシタン」上映会

2023.3.24

□開催日:2023.3.24(木)
□主催:脱原発!チーム原っぱ
□会場:神戸市婦人会館 たんぽぽ&オンライン

全国各地で原発事故直後から「保養」として原発(放射能)被災者の子どもたちを受け入れた支援者の活動が続いている。多い時は年に1万人ほどが利用したがここ数年コロナで激減していると関久雄さん(NPO法人ライフケア・佐渡保養センター「へっついの家」)は語る。
保養の目的は3つ。①線量の高いところを離れる。②自然の中で萎縮せずに外遊びをしたり人と触れ合う。③放射能を排出
するという3つ。同じ体験と不安を共有した者同士、相談したり安心して語り合える場が必要だったと語る母親たちの気持ちが伝わってくる。被曝の現実と向き合わざるを得ない中で、子を守り生きてきた12年を思う。老朽原発の再稼働と、放射能汚染水の海への放流を宣言する政府を憂え、参加者で現状の課題を語り合った集いでした。

報告者:吉本弘子