知ることからはじまる、みんなの子育て

□開催日：2022.5.15（日）
□主催：ビジョンくらし
□会場：つどうスペース　めぐる＆オンライン（zoom）

あそびと表現活動を通して、子育て中のご家族の支援を行っている子育て支援団体『MomLabo（マムラボ）』主宰の竹下あきこさんを講師にお迎えし、お話し会を開催しました。竹下さんはダウン症親の会の代表でもあり、高校への出前講座やピアサポートなど共生社会に向けた地域活動に取り組んでおられます。参加者の方は、ダウン症のお子さんを子育て中の方、保健師の方、保育士の方など様々で、それぞれの立場で感じることを話しながら会はすすめられました。
ダウン症とは一体どういう症状があるのか、どんな支援があると助かるのか、親の気持ちはどうなのか、ダウン症とひとくくりにしても、人によって個性が違う、みんな同じではない。そしてそれは障がいがあるなしに関係なく、みんなそうなのです。「みんな違ってみんないい」という言葉がありますが、「みんな違って当り前」なのです。
竹下さんのお話しで特に印象的だったのが、「ダウン症児を育てる」のではなく、「ダウン症児（こ）育て」をするんだよ、と医師から言われたというエピソード。ダウン症の我が子、ではなく、目の前にいる我が子を育てると意識が変わったそうです。