組合員活動報告

トレテスさんとお話ししよう

□開催日:2022.3.25(金)
□主催:ビジョン平和
□会場:つどうスペース めぐる

コープ自然派兵庫の組合員念願の活動拠点、『つどうスペース めぐる』がオープンしました!イベントのトップバッターを飾ったのは、乾燥こんにゃく“ぷるんぷあん”でおなじみのトレテスさん。設立者である元宝塚市長・中川智子さんのご子息、代表の中川啓さんから、ぷるんぷあんが人気商品になるまでの秘話、最高基準の商品についてお話しを伺い、トレテスの商品を使った中川さんお手製の試食品をいただきました。
インドネシアの残留日本兵だった石井正治さんが、現地と日本のかけはしとなるものを作りたい想いから、インドネシアに自生していた無農薬のむかごこんにゃくを使った“ぷるんぷあん”が誕生しました。むかごこんにゃくが一番初めに見つかった地名・トレテスを社名に、現地の女性たちの仕事となり笑顔となるようにぷるんぷあん(インドネシア語で笑顔)と名付けられました。石井さんの意思を継ぎ日本で販売を始めた矢先、阪神淡路大震災が起こり、震災直後から母・中川智子さんは被災地に電化製品を届ける活動を立ち上げ、友人や多くの生協がぷるんぷあんを購入した資金で震災支援を続けられました。その結果ぷるんぷあんの想いに賛同する消費者が増え、トレテスの思い出が詰まった人気商品となりました。こんにゃくは腸に優しいということで、健康診断前に受注が増えるとか。乾燥しているので防災グッズにもってこい、給食にぷる
んぷあんを使っているところもあるそうです。お話しを聞いたあとのぷるんぷあんのチャプチェと粒こんきらりの炊き込みご飯は格別でした!
トレテスには、海外からも注目される厳選された有機食品が揃っています。選定基準はコープ自然派に取り扱ってもらえるかどうか。それだけ高い基準の商品を扱うコープ自然派の良さ、そして商品の背景を大事にする生産者の志の高さを再認識しました。世界一空気の良い国に認定されるエストニアの商品やヴィーガン商品もあり、これからどんな商品が登場し、どんな国の人と人とをつなぐのか、今から楽しみです!