組合員活動報告

「恒例!豊岡で田んぼの生き物調査」報告

2017.7.9

主催:理事会

講師:全農ビジネスサポート 山崎俊彦さん

7月9日、豊岡の田んぼで生き物調査が行われました。第12回目になる今年は、朝から雨が降る中、毎年楽しみに参加される方、初めて参加された方、スタッフも合わせると約90名の大きなイベントになり、大人も子どもも、網とバケツを手に田んぼの横の水路に入ると、「カエルとれたよ!」「わあ、何だこの虫」と 次々に生き物を捕まえていました。

ゲンゴロウやタイコウチ、オタマジャクシ、ガムシにヒルなど、種類も数も豊富な生き物を水槽に分けて観察したり、生き物先生に質問したりとても賑やかで、目の前の水槽のなかで肉食昆虫が小魚を捕食する姿が見られるなど、自然の食物連鎖も学ぶ事ができました。また、イチョウウキゴケという準絶滅危惧種の植物も見つかりました。その一方で、アキアカネのヤゴが1匹しかとれず、昔はよく見かけたというタガメが本当にいなくなってしまい、様々な要因(ネオニコ系農薬が原因か)が生き物に影響を及ぼしているのだと改めて危機感を持ちました。
お昼ご飯にカレーをいただいた後、さらに詳しく名前や特徴などを学びました。田んぼの中のコウノトリの巣では、雨の中体を寄せ合うヒナと親鳥の姿がありました。