組合員活動報告
「夏のお掃除大作戦!太陽油脂さんに 環境に良いお掃除術を教えてもらおう!」報告
2017.7.11
主催:ビジョン未来
太陽油脂さんをお招きして、界面活性剤とは?から、石けんと合成界面活性剤の性質や違いについて、実演を交えてお話を聞かせて頂きました。石けんの歴史は5000年前から自然の営みの中で発見されており、合成界面活性剤は100年前に第一次世界大戦時の油不足により開発された不自然なものであることが分かりました。石けんは海に流れても、カルシウムと反応して食用石けんとなり、魚たちの餌になります。石けんの性質を理解すると、人間にも環境にも優しいということがわかり、お掃除の利用法もばっちりです。石けんは弱アルカリ性であるため、酸性と中和すると、油の塊が出来ます。
石けん洗剤お洗濯で、汗じみ(酸)がとれないなと感じていらっしゃる方、洗濯前に余洗いをおススメします!面倒くさくても、まず水で流して、中和を避けることが大切との事。環境のために、台所洗剤、洗濯用洗剤、ちょっとずつ合成界面活性剤から抜け出してみませんか。
後半はパーム油のお話も聞かせて頂きました。森林伐採をし、動物たちの住処を奪うパーム油ではなく、守られた労働環境のもと持続可能な生産をしているパーム油を使用した商品を買い支えることが消費者としてできることです。大量消費や、安価なものに飛びつくことがどのような結果をもたらすのか、合成洗剤ではなく石けんを使うこと、持続可能なパーム油を使った商品を手にするんを使うこと、持続可能なパーム油を使った商品を手にすること、そういった私たちの一つ一つ選択が未来を作っていることを再認識した学習会となりました。