組合員活動報告
「守田敏也さんに聞く!防災のお話し」報告
2020.3.6
主催:ビジョン平和
新型コロナウイルス感染のため、コープ自然派兵庫では3月1日~3月末までのイベントを中止することを決定しました。この企画についても開催の是非を検討しましたが、様々な情報が飛び交う中で私たちがどのように考え、判断すれば良いか。この問題について発信を続けてこられた守田敏也さんに、ジャーナリストの立場からお話いただくことを決め、開催させていただきました。
フリーライター守田敏也さんに、予定していた防災のお話から新型コロナウイルス対策、感染拡大と医療パニック防止に変更してお話頂きました。会場も急きょ変更し、広めのお部屋で、寒かったけれどこまめな喚起を行いながら学びました。
様々なイベントが中止になり、休校措置も取られ、国の突然の要請に国民は翻弄されています。「春休みまで休校を要請する」は「お願い」になりますが、ほとんどの自治体で休校措置を取られました。休校の間、子どもたちの学ぶ権利、子どもたちの意見はどうなるでしょうか。政治は私たちの暮らしを一変させる力があることも実感しました。では、何のために?誰のために休校?
専門家会議では若い世代にこう呼びかけています。「10代、20代、30代の皆さん。若者世代は、新型コロナウイルス感染による重症化リスクは低いです。でも、このウイルスの特徴のせいで、こうした症状の軽い人が、重症化するリスクの高い人に感染を広めてしまう可能性があります。皆さんが、人が集まる風通しが悪い場所を避けるだけで、多くの人々の重症化を食い止め、命を救えます。」
休校措置の主な目的は感染拡大を防ぐため、高齢者や既往歴のある方を守るため。自分自身が媒介者になるかもしれない。そのことをぜひ知って、冷静にウイルスに注意を向け、正確に知る努力が必要です。
そして守田さんは、治療に向け最前線に立っている医療者、病院を守ることも大切と言われています。アウトブレイク(感染症集団発生)を防ぐために、軽い風邪で医療にかからない、不安解消のための通院を避けるなど感染拡大防止の積極的な努力も大切です。感染しやすい風通しの悪い場所を避け、手洗いうがいをする。一番は免疫力を高める食事や生活を送ること!!不安な時は無理をせず、体と心を守っていきましょう。