『人新世の「資本論」』著者　斎藤幸平さんに聞く資本主義と気候変動そしてパンデミック～新型コロナと気候変動、その構図は驚くほど似ている～

□開催日：2021年9月23日（水）
□主催：ビジョン未来と環境　
□会場：勤労会館・オンライン（zoom）

今年の私たちの特別決議である気候危機に向けて、大阪市立大学の斎藤幸平さんを講師に講演会を開催しました。残念ながらコロナ禍で斎藤さんはオンラインのご登壇となってしまいましたが、分かりやすくお話いただきました。
私たちが持続可能な取り組みだと考え、実践していたことや、今企業を中心に注目されている「SDGS」（持続可能な開発目標）は資本主義経済の中ではまやかしとなってしまう、とのことでした。今私たちが生きているのはこれからの地球がどうなっていくのか、という時代。考え方を変え、生き方を変えなければいけない。脱炭素、脱成長でも人々は豊かに暮らすことができる。そのことは私たちがやってきた地産地消や顔の見える関係、地域で資源もまわしていく循環型社会。
「改めて今地域、コモンということが見直されていて、生協の役割はもっとあるし、もっとできることがある。」と激励の言葉でしめられました。今後みなさんと考え、行動していきたいです。