組合員活動報告

ゆうやけこやけ米 稲刈り体験&生き物調査

□開催日:2021.10.16(土)
□主催:ビジョン食と農 
□会場:たつのの田んぼ圃場

2016年に組合員活動から始まったお米「ゆうやけこやけ米」は今年で5年目。今年の秋は生きもの調査と収穫体験を行いました。

参加者・農家・つなぐ会(生きもの担当)でチームを作り、農家の鮮やかな刈り方と稲の縛り方を手本に稲刈りを行いながら、つなぐ会と秋の田んぼの生きものを収集しました。田んぼ四隅を刈り終えるとコンバインで一気に刈り取り。こんなに早く刈り取れるコンバインでも、隅は手刈りになるので、やはり人の手は欠かないなと感じました。

今回田んぼで見つかった生きものは31種類、多く見られたのがオンブバッタ、ハネナガイナゴで、潰すとやけどのように手が腫れるアオバアリガタハネカクシ(通称やけどむし)や、強力なガスを発するセアカヒラタゴミムシといった危険な生きものもいました。

今年は夏に雨が多かったこともあり、ゆうやけこやけ米の育成状況あまり良くないそうです。稲刈りをしながら農家の米づくりや苦労などお話しが弾み、ゆうやけこやけ米をぜひとも買いたい!との感想が多数上がっていました。生き物が多い田んぼは、人にも環境にも優しい。来年はもっと多くの生きものが見られますように!