組合員活動報告

丹波からお届け!氷上ノンホモ低温殺菌牛乳「夏のミルクカフェ in西宮」報告

2017.8.19

主催:ビジョン食と農

残暑も厳しい8月19日、講師に氷上低温殺菌牛乳を応援し支えている、「みんなの低温殺菌牛乳協会」の方々をお招きし、牛乳の学習会「ミルクカフェ」を開催しました。

まずは低温殺菌牛乳の飲み比べ。飲み比べると味や匂いやコクが違うことが分かります。参加者さんごとに好みの牛乳が見つかったのではないでしょうか。
殺菌温度(低温・高温)や均質化(ホモジナイズ)など、牛乳の種類によって栄養素や消化器官への影響、免疫成分が違うことなど、実験結果を交えてのお話しは興味深く、また、酪農の現状が厳しいこと、乳牛は扱いによってはモーモーとあまり泣かないこと、妊娠サイクルのことなど、牛の生育環境ついても学びました。

質疑応答では、保育所での牛乳について、牛乳を加熱することについてなどの質問がありました。実際に牧場に行ってみたいという意見や、子どもたちからも牛に会ってみたいと感想がありました。
良い牛乳は良い環境からできるもの。生産者さんの想い、守るべき自然環境、 いのちと食べ物の循環の形、次の世代に伝えたいもの。牛乳はカルシウム摂取のためだけの飲みものではなく、子牛のための乳を人が頂いていること、栄養面からもできるだけ良い形(乳牛の環境、殺菌方法など)で届けて頂いていること。学び選ぶことで、食べることのその先を選択していきたいと思いました。 「ミルクカフェ」は、10/30(月)に姫路で、冬に三宮で開催予定です。そして来春、氷上牛乳の生産地、丹波への見学を予定しています。