組合員活動報告

東経135度の街 明石から拡がるオーガニック給食の輪

2021.9.27

□開催日:2021.9.27(月)
□主催:一三五給食チーム 
□会場:明石勤労福祉会館&オンライン

今年6月に明石市で「幼少中学校の無添加を目指す請願書」が採択されました。この流れを全国に拡げていくため、一三五給食チームのメンバー2人から、請願書採択までの過程を共有する機会を設けました。

「学校給食を変えたい」「同じ想いをもつ人と繋がりたい」「子どもたちを守る大人として共に考えたい」など様々な想いで、会場とオンライン合わせて45名の参加でした。

安全な野菜、完全米飯、国産小麦、牛乳の選択制、本物の調味料、地産地消、栄養バランス、旬を感じる献立、自校調理など、理想の給食を掲げながら、その背景にもある社会問題にも話が及びました。学校給食の無添加を目指す取り組みには課題点も多いですが、その反対に解決する社会問題もたくさんあります。課題意識を持った仲間が集まることで、必ず明るい未来が来ると実感できた学びある時間でした。

また明石の有機農家であるココハウス小寺さんに、有機JAS野菜栽培への想いをお伺いしました。消費者の安全を第一に考え、害虫や雑草も人の手で取り除いておられます。これで完璧だと満足することなく、今までもこれからも試行錯誤の連続だということでした。未来を担う子ども達に安心安全な野菜を食べてほしいという小寺さんの強い想いを感じるお話でした。これを機に各自治体で同じ想いの方々が繋がり、情報の共有や相談をすることで無添加給食への取り組みが拡がってくれることを願います。

会終了後に参加者同士が繋がれるFBページを立ち上げました。今後も活用していきたいと思います。