組合員活動報告
兵庫の生産者を知ってつながる! 胡麻のトラスト活動 2017(胡麻の収穫)」報告
2017.9.16
主催:ビジョン食と農
台風接近の9月16日、丹波の黒胡麻を収穫しました。去年から始めた胡麻トラストの活動ですが、今年は荻野さんの圃場でお世話になっています。7月末の草抜き作業の時に、薄紫のお花がとってもきれいに咲いていましたが、それからたった1か月半で収穫です。一本一本太く育った胡麻の茎を、大きなハサミで根元から刈るのですが、これは力がいるのでお父さん達が。それを子ども達もみんなで運ぶのですが、朝からの雨でズッシリ重く大変で、農家の方々のご苦労が身にしみました。
作業の後は、今回も胡麻をたっぷり使ったお昼ご飯をいただき、「丹波黒ごま」の栽培への取組み等のお話を伺いました。旧氷上郡6町が丹波市として合併してから新たな特産物を育てようと黒胡麻栽培がスタートして今年で11年。栽培面積も年々増え、ふるさと納税の返礼品に選ばれたり、「丹波黒ごま」のスイーツ等の新商品の開発など、丹波市のブランド農産物になっています。国内需要の99.9%が輸入されている中、丹波は胡麻栽培に適した土地で品質もいいという事で、これからも応援していきたいです。
和田萬商店の和田専務からはクイズ問題!まずはごま一房に何粒の黒ごまが入っているか実際に数えると、平均で60粒。
●Q:黒ごまは1g=約400粒。では、黒いりごま一袋35gの中には何粒のごまが入ってる?
●Q:一房=約60粒。1本=約50房。では1本には何粒?などなど。今日の圃場10aで約60kg!胡麻は生命力の強い植物ですが、作って選別し食卓に上がるまで手間暇が多くかかっています。金ごま、黒ごま、白ごまの食べ比べもしました。これは好みが分かれました。
<アンケートより>
・普段なにげなく食べていたごまにとても親近感がわいて愛おしい存在になった。
・直接お話しを聞く事ができて、さらに応援したいと思った。
・自分で収穫したごまを食べてみたい。
トラスト活動という「生産者さんとの信頼関係の中で安全な食べ物を買う」取り組みに次年度もぜひご賛同ください。