組合員活動報告

「コウノトリ米の田んぼで秋の生き物調査と稲刈り体験」報告

2017.9.24

主催:理事会(田んぼの生き物調査)

今年で12回目となる「コウノトリ米の田んぼでの秋の生き物調査と稲刈り体験会」はヒガンバナの咲く9月24日、清々しい秋晴れもと開催できました。

尼崎から神戸、姫路、合わせて90名近くの組合員が豊岡へ集まり、生産者さん、JAたじまと豊岡市の職員さんが私たちを迎えてくれました。この私たち消費者と生産者、行政、JAとの取り組みが、生物多様性の認定連携事業に選ばれ、国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)より表彰されました。

初夏の田んぼでは40種類の生き物を探すことができました。秋の田んぼでは、24種類の生き物に出会うことができました。トンボやチョウが飛び、バッタやイナゴがぴょんぴょん跳ねています。足元に目をやるとカエルが私たちに驚いて逃げていきます。生き物の種類は7月より減りましたが、秋の生き物もたくさんいることがわかりました。

稲刈り体験でさわやかな汗をかいた後は、かまどで炊いたコウノトリ米の新米と豚汁をいただきました。
コープ自然派兵庫では、神戸市西区とたつの市と豊岡市の3つの田んぼで生き物調査をしています。それぞれに生き物の数や種類では測れない魅力があります。私は豊岡の田んぼの時間がゆっくり流れるような感覚が好きです。コウノトリが舞っていたら最高ですが、残念なことに今回はコウノトリに会えませんでした。高速道路が豊岡まで延びています。次はコウノトリに会いに行きたいと思います。