組合員活動報告
「バングラデッシュのカレーと チャイを習おう!作ろう!食べよう!」報告
2017.10.4
主催:ビジョンくらし&平和
私にとっての不用品。捨てずに寄付して、社会貢献!
日本の国際協力NGOシャプラニールの上嶋佑紀さんに教わるバングラデッシュのカレーは、スパイスを擦るところから調理する本格的なカレーでした。使ったスパイスは、クミンシード、ターメリック、コリアンダー、クローブ、にんにく、カルダモン、しょうが、テスパタ、唐辛子、シナモン。
カレーを煮込んでいる間に、バングラデッシュのお話を伺いました。 インドの隣にあるバングラデッシュはここ数年、経済的な発展は著しいのですが、まだまだ都市部と農村部での格差や児童労働、とりわけ女児の家事労働は支援が必要なことを学びました。男児の労働問題もあるのですが、それでも男女差はあり、兄弟の中でも女児は就学させてもらえず、家事労働に出されることが珍しくありません。
シャプラニールの支援は、家事労働に就いている子どもたちに学ぶ機会を作ることです。現地に赴き施設を用意し、雇い主に少しの時間でいいから学び場へ行く時間を少女たちに与えるよう交渉することろから活動されています。学びは少女たちに生きる力を与え、将来の夢や希望につながっていました。
日本に生まれ、不自由なく育っている私たちは、幸せを感じる力が薄れていないだろうか。地球上に暮らす同じ人として、女性として、母として、助けが必要な人、困っている人の力になりたいと思いました。
昨年度からコープ自然派兵庫で取り組みが始まった「シャプラニールさんのステナイ生活キャンペーン」が今年度も始まります。自分にとっては要らなくなったものや使う機会がない物(古切手や書き損じハガキ、商品券など)をシャプラニールさんへ送ると、シャプラニールさんが換金に奔走し、支援金にしてくれます。コープ自然派兵庫から昨年度は総数455件、1,189,856円の寄付金を集めることができました。
組合員のみなさん、今年も、お家でできる海外協力「ステナイ生活キャンペーン」のご協力をお願いいたします。 お話の間に煮込まれたカレーは想像以上に美味しくて幸せでした。
※ステナイ生活キャンペーンは、年明け1月から開始する予定です。年末の大掃除の際、古切手や書き損じハガキ、商品券などは保管しておいてくださいね!