組合員活動報告
実験!遺伝子組変えナタネを調べてみよう!
□開催日:2021.4.21(水)
□主催:ビジョン食と農
□会場:コープ自然派兵庫 神戸センター
春になると至る所で見かける黄色のお花を咲かせるナタネは、皆さんの良く知る菜の花の正式名所になります。ナタネは昔から油をとるために栽培されてきた植物ですが、国産のナタネ自給率は今や0.04%しかなく、ほとんどを輸入に頼っています。
ここ数年、 神戸港から輸入された遺伝子組み換え(GM)ナタネがこぼれおち、様々なところで自生していることが発覚しました。当日は、職員、フレンドショップリトルガーデンのオーナーさんなど組合員とGMナタネかを判別する実験を行いました。まずは、遺伝子組み換え食品の危険性と私たちにできることを話し合い、後半はいよいよ集められた10検体の実験。結果は、神戸港深江浜のナタネのみ陽性で、残りは陰性でした。実験後は、GMナタネ全国調査の取組と成果を共有しました。
地道な活動ですが、表示制度も市民の声から始まり、目を光らせることで、GMナタネの広がりを抑えることができています。今後も子どもたちの未来のために、要らないものはNO!と声を上げていきましょう。