ココハウス農園では年明けからニンジンの出荷が始まっています。今年はニンジンの植え付けを増やして行こうと目論んでいて時期をずらしながら既に3カ所で栽培しています。
第一弾が今回でハウス内で成長してきたからか大ぶりでずっしり重たいニンジンが出来ました。これまでもニンジンはハウス栽培と露地栽培を併用してきましたが気温が10度を下回ると一気に発芽率が下がってしまうのでこの時期はハウス栽培でないと厳しいです。
発芽さえしてしまえば暑くても寒くても成長していく強さはあるので、
3月になれば露地栽培に切り替えて行く予定です。ニンジンは色んな料理に使えて、色味も鮮やかで、栄養面も優れ、保存もきく、いい事だらけの野菜です。なのでできる限り1年を通して出荷していけるように頑張ります。ココハウス小寺正幸
内容参考1/14ミズナ、大根、青ネギ、ラデッシュ、人参、サツマイモ

昨年の夏は本当に暑かった。雨も降らず、農産物への影響が心配された夏でした。９月になっても１０月になっても秋にならず、例年より害虫が多く葉物や大根など何度も蒔きなおしを繰り返しました。
いつも特に管理いらずですくすく育つ里芋も８月ごろから葉が枯れ始め、回復を待っていたら見る見るうちに消えてなくなり雑草に覆われ、有機農業開始から30年余りで始めて里芋が収穫できないのかと残念に思っていました。
放置状態の里芋畑を年が明けて、フランス女性が手伝いに来たのでマルチをはがして片付け始めたら、雑草に覆われた畝の底に、里芋が生きているではありませんか。
え？え？何てこと。
掘り進んでいったら親芋が子芋を持っていました。残念ながら例年に比べて収量は低いし小さいですが本当に自然の力にはビックリです。橋本慎司