お知らせ
【署名】明石川における有機フッ素化合物PFAS汚染源の究明と撤去を求める陳情署名
2024.8.8
私たちはPFASを身体に取り込みたくありません!!
今まで生活のあらゆる面で使われてきた有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が、環境にあり続け、人の健康を害するものであることがわかり、欧米では摂取ゼロを目指しています。日本でも、PFASのうち毒性の強いPFOAとPFOSとPFHxSは製造も輸入も原則禁止となり、水道水が安心して飲めるものであるための暫定目標値がPFOA、PFOSの合計が1リットルに50ナノグラム(ng/L)以下と定められています。但し、米国の規制値は、それぞれ4ng/L以下ともっと厳しい値です。
しかし、神戸市を流れ、明石市民の水道水に使われている明石川が高濃度のPFASで汚染されていることがわかりました。明石市は活性炭でPFASを取り除き水道水は目標値以下にはしていますが、9人の明石市民の血液検査では6人がドイツ基準を超える健康へのリスクが高くなる値でした。そしてさらなる明石川の水質検査の結果、複数の産業廃棄物処分場が汚染源ではないかと考えられます。そのため私たちは以下のことを求めます。
- 水質検査、土壌検査により汚染源を明らかにしてください。そして撤去してください。
- 明石川周辺の野菜や魚のPFAS汚染の調査をしてください。
- 地域住民の血液検査を市民検診として行ってください。
- 国に対し、水道水、河川等のPFAS規制値の強化、工場、産業廃棄物処分場の排水規制、汚染源撤去費用の負担などを求めてください。
【署名提出先】神戸市会議長 坊 やすなが様
【呼びかけ団体】PFAS汚染と健康を考える兵庫連絡会
【第一次集約】2024年8月31日