【コープ自然派兵庫の理念】
「田んぼから食卓へ　いのちをつなげよう」

　　　

第５次中期計画スローガン
　選ぶことで未来を変える

＜未来＞
協同組合（コモン）という仕組みを使って、全ての人が安心して暮らせる平和な社会を目指します
・すべての人が安心して暮らせる社会の実現に向けて、さまざまな立場の人のことを理解する場を作ります。
・子どもの権利を学び、未来を担う子どもたちの人権が保障される社会を目指します。
・すべての人が平和に暮らせるよう、いかなる戦争にも反対します。そして戦争の歴史や憲法について学び続けます。
・コモンの理解を深め、私たちのくらしに活かしていきます。
・コープ自然派のDNAを次世代に引き継ぐため、未来に向けて歴史を学び理念を伝える機会を設けます。

＜環境＞
人、自然が調和した持続可能なくらしと社会づくりを目指します
・福島原発事故を忘れず、すべての原子力発電、核のゴミ再処理施設に反対します。また国のエネルギー方針に異議を唱え、原発のない社会を目指します。
・私たちのくらしを見直し、プラスチック使用量を削減し、省資源のための仕組みづくりをすすめます。
・気候危機に対応すべく、脱炭素社会に向けて石炭火力発電に反対し、再生可能エネルギーの選択など、個人と生協でできることに取り組みます。
・新たな汚染PFASをはじめ、水俣病事件・カネミ油症事件などの公害を学び、伝えます。
・私たちの暮らしに深く関わる自然の素晴らしさや、大切さに気づくための学びや体験の機会をつくります。

＜食と農＞
つくり手とともに持続可能な食と農の大切さを学び広げていきます
・遺伝子操作食品やネオニコチノイド系農薬、除草剤グリホサートなどに反対し、自然と生き物の循環や生物多様性を守る有機農業の意義を広める活動を推進します。
・誰もが有機農産物を食べる事ができる社会をめざし、国産オーガニック給食の実現に向けて取り組みます。
・有機農業生産者の育成を支え増やし、地産地消で食の地域循環圏を構築するため、栽培技術講習や組合員との交流の場をつくります。
・「ほんものの食」とは何かを知り学ぶ食育活動、田んぼの生き物調査や田植え稲刈りなどの体験を通して、生き物を育み環境を守る農業の大切さをつたえる農育活動を充実させます。
・アグロエコロジーを地域に広げるため、西日本アグロエコロジー協会と共に活動やネットワークづくりをすすめます。

＜地域と福祉＞
生協の強みを活かしたふだんのくらしのしあわせを享受できる地域づくりに貢献していきます
・コープ自然派の資源（人材､施設､ネットワーク､設備ノウハウなど）を活用し､地域のために役立てます。
・地域の福祉向上に貢献するため、福祉ビジョン策定に向けて懇談会を実施します。
・貧困や格差の現状を直視し、いのちとくらしの映画祭実行委員会や地域の支援団体と連携することで、子ども笑顔基金や余剰農産物の活用をすすめます。
・組合員の知恵や知識を活かした、くらしを支え合う仕組みづくりに向けた取り組みをすすめます。
・活動拠点「つどうスペース　めぐる」を、よりよいくらしや地域づくりに活用します。

＜商品政策＞
持続可能なくらしや社会づくりを前提とした商品づくりを組合員とともにすすめていきます
・日本の食料安全保障につながる一次産業（農・畜・水産業）を守り、国産自給率向上を目指すため、プライベートブランド「自然派Style」の開発に注力します。
・組合員の声に寄り添い、添加物や遺伝子組み換え、グリホサートやネオニコチノイド系農薬などに頼らない商品開発や放射能検査結果、ゲノム編集やフードテック技術について、徹底した情報公開に取り組みます。
・多様化するライフスタイルに即した商品やサービスの提案を行います。
・環境負荷を低減する商品開発、畜産の推進、容器・包材の見直し、リユースやリサイクルに取り組みます。
・顔の見える関係の中で国産オーガニックを推進するため、生産者と組合員の接点づくりを強化します。

＜組織運営＞
地域に根差した生協を目指すため、組合員と職員の連携・協働を強めます
・組合員目線で商品、生産者、組合員活動を伝える広報に取り組みます。
・コープ自然派の理念や歴史を継承し、事業や活動、地域活動を担う、次代の人財づくりをすすめます。
・地域の活動組織と連携し、コープ自然派兵庫の理念に共感を持つ人の輪を広げます。
・組合員が参加するワーカーズコープに業務委託することで、組合員が生協の運営に参加、参画できる仕組みをつくります。